2009/02/25

おくりびと

日々のコントラストが強すぎてすっかりぐったり。

かんたんにまとめると、
父が死にかけているかと勘違いして、落ち込んでいたらたいしたことないことが判明し、
よかったよかったなんて言っていたら飼っていた犬が死んでしまったのだ。

話を聞いてやさしくしてくれる人がいるので「もう、どん底!」という感じにはならないのが救いだけれど、
どうにも気持ちが忙しい。
まぁ、そうゆうときなのかしらと乗り切るしかないですね。
とにかく取り越し苦労に要注意。
現実をそのまま受け止めるようにして勝手にネガティブな編集をしないように心がけよう。


そして、いろんな意味でタイムリーにおくりびとも観てきました。
まさに、父が死にかけているのかと勘違いしているさなかだったのでとっても複雑でしたがとってもよかった!
死というテーマを表現するために涙だけでなく笑いも厳しさも使った豊かさのある映画だと思う。

それでも、ひっかかったのは、主人公が納棺に携わるようになって初めての仕事のシーンでのこと。
それは、死後2週間ほどで発見された独居のお年寄りを納めるというもの。
もちろんその姿がスクリーンに映し出されることはなかったけれど、想像を絶する姿になるのではなかろうか。
主人公は、その匂いや光景に怖気づいて社長に一喝される。
その瞬間、映画館の中にクスクスとした笑いが起こったのがとってもいごこちが悪かったのだ。
確かに、主人公があからさまに鼻をつまみ、目をそむけ、嫌そうにお年寄りの足をもつ様はちょっぴりコミカルだった。
でも、ほんとはこの映画のなかでもいちばん悲しいシーンなのではないかと思う。
死んだことに2週間も気づいてもらえないなんて本当に怖い。
みんな「自分はだいじょうぶ」って安心しているのかもしれないけれど、ほんとに安心できるのかな。
死というものはこんなにも身近にあるのに。
そんな気持ちになってしまった。
でも、とーっても良かったんですけどね!


ほぼ日で糸井重里さん、本木雅弘さん、中沢新一さんの対談が載っているのでそちらもぜひ。



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Profile.

浜松在住。 社会とこども、人と人をつなぐものとしてのメディアに興味があります。