ちょっと前に読んだ本の感想を。
アカデミックな社会学や現代思想はちょっと休憩、なんてことを思っていたらとんでもない良書に遭遇。
宮台真司さんの『14歳からの社会学』。
なんだろう、このかゆいところに手が届く感じ!
あの宮台さんがこども対してどんな言葉を投げかけたいと思っているのか興味がわく。
端的に言うと、そこにはごくごく当たり前のことが書かれていた。
時代に伴って風景が変化し、社会のシステムが変化した中で人との関わり方も変化する。
そんな中で、どうやって自分と他人と向き合っていけば良いのかとってもシンプルな回答が記されていた。
社会学という学問のジャンルは医学や物理学や工学に比べたら人類に対する実質的な影響力は小さいのかもしれない。
けれども、「こんなくだらないことでつまづいちゃうわたしってほんとにくだらないわ!」とか、
「このモヤモヤする感じ、なんだろうって思えば思うほどにモヤモヤする」という
誰もが抱きがちな市井の人々の想いをすくい上げてくれるような気がする。
この想いをずーっと突き詰めて考えてくれた人がいたんだ!とか、
あー、このことはこの言葉をちょっと使うだけですっきりと説明してくれんだ!という喜びがある。
そんな快感をおすそわけするような本だと感じた。
おすすめです。
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- maya*
- 浜松在住。 社会とこども、人と人をつなぐものとしてのメディアに興味があります。
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