
職場からほど近い場所にある図書館は、司書さんの真面目な取り組みがうかがえてすき。
きのう行ったときは入り口の小さなスペースに先日お亡くなりになった石井桃子さんの本のコーナーが作ってあった。
また、ビジネス支援の役割も担っているようで、経済や企業を扱った雑誌の種類が多いのも面白い。
さて。たまたま、ヤングアダルトのコーナーをのぞいてみたら気づいたこと。
最近のヤングアダルトは哲学ブームらしい。
若者に対して大人たちは危機感を感じているのか、生きることや哲学を扱ったものが目立つ。
吉本隆明さんの『13歳は二度あるか』、池田晶子さんの『14歳からの哲学』なんかもとっても良いのだけど、
目からウロコだったのは『子どもだって哲学4 愛ってなんだろう』の大澤真幸さんの「<愛>の不思議」という文。
「子ども向けに書きました」という媚びを感じざるを得ない口語体ではなく、かちりとした文語体。
次々にでてくる社会学者や哲学者の名前。抽象的な概念。
でも、とってもわかりやすくておもしろい!
他者への依存と個人の自由と幸福というテーマからフーコーの「生政治」へ展開し、
現代のグローバル化した社会は他者への依存も個人の自由の程度も低下してしまったということがすんなりと入った。
こんな思想に中学生のときにでも出会えたらどんなに感動しただろうか。
よりみちパン!セシリーズもどんどん良い本がでていてチェックを怠れません。
あーあ、中学生の自分にプレゼントしたいなぁ!
0 件のコメント:
コメントを投稿