2008/09/17

体は全部知っている

どうしてどうして、こんなにも考えるのが不得意なのか! と、途中で放棄しそうになりながらも決断をした。
厳選という言葉は、厳しく選ぶということなんだろうけど、選ぶこと自体が厳しいと思った。
大きな悲しみを伴ったけれど時間が味方をしてくれると信じている。
自由を得るということの難しさなのかもしれないなー。

大人になると大概のことを自分で決められるのがとってもうれしい。
大人と子どもの違いは、自覚したときに嬉しいか嬉しくないかかもしれない。
子どもの時はとにかく「自分が子どもである」というハンディが悔しくて仕方なかった。
もちろん、今だって子どもだから悔しい思いをするときが山ほどあるけれど。
そして、それに耐えられなかったといっても過言ではないのだけれど。

抑圧を受けると「あんなこといいな できたらいいな」と考えられなくなってしまう。
自分の都合の良いように視点を絞り、既製のきれいな世界に浸るのに精一杯になってしまう。
避けずにいることができない悲しみや辛さに立ち向かって行こうというところまでエネルギーが回らない。
そんなのは、ただの怠惰なのでもうやめます。

そうそう、よしもとばななさんの公式サイトの日記とQ&Aがとにかくすばらしくて大好き。
淡々とした日々の描写の中にちりばめられた智恵の深み!
特に、8月のQ&Aの一番最初のやりとりがとってもすばらしくて何度も読んだ。
自然化を求めるがために文明や科学が発達してきたというのは一見矛盾しているようでまさしくその通りのように思う。

あと、小説のタイトルにもなっている『体は全部知っている』というのもまさにその通り。
波に流されそうなときも体はメッセージを送ってくれている。体調は決断のヒントになる。
それに目をつぶっていると後で、「あれれ?」となってしまう。
目先のことにつられてごまかしてはだめなんだわ、とあらためてわかったのでした。

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Profile.

浜松在住。 社会とこども、人と人をつなぐものとしてのメディアに興味があります。