2007/09/24

怒濤の連休


はー。日記たまちゃった。
実は、パソコンにじっくり座れないほどに細々とした所用が。
特に、金曜日は夏休みをとっていたのだけれど、ぎゅっと密度のつまった一日を過ごせた。


まず、「はままつ好奇心短期大学」へ行き、
大好きなおもちゃ屋さんのシンプリィ・ショップの店長さんである山本真樹さんのお話を聞きに行った。
子連れの方もいらしていて、こんな若輩者がいてもいいのだろうかとそわそわするのも束の間。
山本さんのやわらかいおしゃべりに引き込まれていった。

世界中のおもちゃの需要が減ってきていること、幼稚園の遊具のあり方についてという話は、
山本さんからではないと聞けないお話でとても興味深かった。

話が進むにつれて、山本さんはその場にいる方々にお話を振って、いろんな人の声を汲み取っていった。
そして、気づいたら座談会のように!
なんて柔らかく素敵な人たちの集まりなんだろうか。
普段の生活のなかでは決してお話をできないような方々と自然にお話をすることができてとても嬉しかった。


山本さんは、「手の届くところに良いもの、よい素材があるのは大人の責任」というようなことをおっしゃていた。
ほんとにその通りなんだろうなぁと今後の自分の責任を思い知る。

「こどもは選べない。
自分が生まれる時代も場所も親もあらゆることを。」
というのは目黒実さんの言葉。


幼児が泥でぐちょぐちょになって遊ぶことも、
するどいニードルを使って羊毛遊びをすることも、
危なっかしいような遊びをすることもきっと大切なことなんだろうな、と思った。
わたしにはこどもを守ろうとする「母の視点」というものが確実に欠けているけれど、
こどもの時の遊びのわくわくは確かに覚えている。
あの頃はあらゆることが新鮮で、いろいろなことに真剣だった。
その感じを忘れずにいたい。

ところで、最近の小学生は公園で自分たちより年下の子たちと遊ぼうとしないらしい…。
うーん。妙にしきったりしなかったけか?さみしいことだよ。


会が終わった後、山本さんがご好意でにじみ絵をやらしてくださった。
はじめてやるのでとてもどきどきしたのだけれど、とても楽しかった。
山本さんありがとうございました。
ほんとはもっと黄色をたくさん塗りたかったのはなに深層の表れなのだろうか。



その後、オモヤコーヒーでランチ。
そして、博物館へ。
鴨江から蜆塚とかなり限られた行動範囲で自分の好きなことを存分にできるなんて!
やっぱり大好きだ佐鳴台周辺。

博物館はフリーキュレーターの青木さんとのお話の中で出てきたのと、
たまたま招待券をいただいてのでふらりと。
特別展「中世浜松の信仰」はなかなかわたしの好奇心をくすぐる内容だったしね。

行ってみたらびっくり、浜北や都田に古墳があったんだね。なんで今まで知らなかったんだろうか。
常設展は狭いスペースに太古から現代までのかなりスケールの大きい展示で、展示物も盛りだくさんだった。
ただ、キャプションの色を時代別に変えたりとわかりやすい工夫がしてあっただけに時系列のズレが妙に目立ってしまっていた。
でも、特別展の「中世浜松の信仰」は暗い部屋にお面や掛仏が置いてあって、とても効果的な展示だった。
特に、お面がとても素晴らしかった。


その後は絵本カーニバルのの打ち合わせへ。
運営のほうはそこそこに、頭の中はワークショップのことで一杯。
わくわくをいかに提供するか。感動の種をいかにまくか。



と、そんな感じの休日だった。
読書のペースががくんと落ちているので来週あたりは時間を見繕わねばー。
今更ながら、橋爪大三郎がおもしろい。

2007/09/20

街への思い

今日は仕事の後に富塚にあるパティスリーAKIYAMAでケーキを食してきた。
その時に通った夜の佐鳴湖が思っていたよりもきれいで素敵だった。


4月から佐鳴台に務めるようになって数ヶ月。
どんどん職場の近くの土地に愛着がわいてきている。

おいしいパン屋さん。
すてきなおもちゃ屋さん。
おしゃれな雑貨屋さん。
つましくもにぎやかな公園。
おいしいごはん屋さん。


いろいろなものを見つけるたびに嬉しくなる。


友人と遊ぶ日にちが延びてしまって、一気にやる気がなくなった。
明日はオフ日と称して自分のしたいことだけをしようと思う。


2007/09/19

夜の過ごし方

肌に良いということなので、どくだみ茶を飲みたいのだけど、もう季節外れだよね。
そもそも母曰く、どくだみの季節は湿気が多いからどくだみを干していてもカビてしまうらしい。

ということで、かわりにマリエン薬局
のハーブティー飲んでます。

味がおいしいから好き。


今日は職場の方から水草をいただく約束をした。
その水草は生命力がとても強いらしい。
もし、たくさん増やすことができたら今度こそエビを飼いたい。


昨日、日記に書いた通りに寝しなに『物は言いよう』を読んだら寝付けなくなった。
ようするに刺激が強すぎるってことかしら?

2007/09/18

生物と無生物のあいだ

読みかけの本。

福岡伸一さん。
『ソトコト』のエネルギー特集に載っていた連載がとても素晴らしくてぜひ著書を読まねばと思っていたところ、話題の新書に紹介されていたので購入。
ソトコトの連載はちょうど、福岡氏がNHKの『課題授業 ようこそ先輩』の様子を記したものだった。
それこそが、この本の中で解かれている「動的平衡」を実験を通して小学生にわかるようにしたもの。

まずは、一週間で食べた物の重さをすべて記録するところから始まる。6年生だと約20キロ。
「では、この一週間で、体重はどれくらい増えた?」
という質問。
もちろん、一週間で20キロは増えない。
そこで、20キロから便や尿の重さを引く。それでも、まだ収支は合わない。
福岡先生の言葉により、児童たちは息の存在に気づく。
わたしたちの体からは絶え間なく炭素が流れ出ている。

そんな、丁寧な行程の意図は、
『自分の吐いた二酸化炭素が食物連鎖を巡りめぐって
再び自分の食べものに戻ってくるという円環構造に思いを馳せてもらうこと』
だという。
そして、2日目には、自分の食べている物の産地を調べ、原子の旅の物語を創って発表し合う。


ほんとうに素晴らしい授業だと感動した。
そんな感動が授業という形よりも、もっと語りぐさのように綴られているがこの本。
生命とは「絶え間ない流れ」という言葉にぞくっとする。

化学についてはほんとうに疎いので理解しきれないところがたくさんあるのだけれど、とてもおもしろい。
新書らしくないエモーショナルな文章はとても読みやすいし、内容もとてもドラマティック。
中盤からはドキドキが止まらない。
読了がとても楽しみ。



さてさて、それはさておき。
職場の50代の男性が妙に「セクハラ」という言葉に敏感なので斎藤美奈子センセの『物は言いよう』も読み直さなきゃね。
事実、男性に言われた言葉に傷ついた女性がいるということを忘れないでほしい。

2007/09/17

シードバンク


昨日は、こどもアートプロジェクトのワークショップへ。
今回のファシリテーターは環境造形家のカワムラユヨウさん。
ゆるやかな空気とまっすぐな言葉がとても素敵な人。

内容はフィールドサーヴェイによるシードバンク作り。
草の生えていない土を採集して、それを土鉢にいれて日の当たるところにおいて、毎日お水をあげると1週間ほどで草が生えるようになるらしい。
ダーウィンもこの方法で植生を研究したんだって。
カワムラさんはいろいろな場所で採集した土をジップロックに保存していたのだけれど、去年のものにも草が生えていて驚いた。

昨日は、土鉢に好きな色を塗るところから始めた。
色は自分の身につけている色で無彩色ではないもの。
わたしはネックレスの珊瑚の色に。
で、こどもたちと土を採りに行ったのだけれどそれがとても楽しかった。
太陽がじりじり照りつける中カワムラさんに木や土の説明を聞いた。
みんなでどんな植物が生えてくるかなーってわくわくしながら土を触った。

で、土鉢に土を入れた状態が写真です。
ゴジラとミニラはカワムラさんからのプレゼント。
カワムラさんありがとう!



そのあとは、友達が歌うというのでマルヒというカフェへ。
宗田祐介さんと一緒に歌っていたのだけど、とっても素敵でついつい宗田さんのCDを買ってしまった。

マルヒに行くのは2回目なんだけど、蔵書に妙に共感できるのが不思議。
今度ふらりと行きたい。

Profile.

浜松在住。 社会とこども、人と人をつなぐものとしてのメディアに興味があります。